松井証券の「一日信用利用者レポート」でベンチマーク

月間5億円以上ですって



松井証券で、株式取引→分析→一日信用成績表とすると、「一日信用利用者レポート」というのをみることができます。

一日信用取引を月間新規建約定代金5億円以上行った顧客の利益率上位30%と下位30%の方を対象として集計したデータだそうです。

これに入れてもらうためには、250万円の新規建を毎日10回という感じですか。私には随分先のことのようです。(下位30%に入るは楽勝にしても。)

プラスのお客様、マイナスのお客様

2つのグループにまず分類します。人数は半々(上位30%=プラス、下位30%=マイナス)くらいなのでしょうか?

想像の付かない世界のことなので、なんとも言えません。

勝率はさほど変わらない

2つのグループの性質を比較すると、まず、勝率はどちらも50%強でほぼ同じです。

(ただし、建玉の大きさは、勝ったときと負けたときとでは(本来は)違っているはずなので、勝率が同じ位だから損益も同じ位とは言えませんが。)

損益率は?

  • 益出し率:プラスグループ > マイナスグループ
  • 損切り率:プラスグループ < マイナスグループ

(これも、勝ち負け時のロットサイズの相違が不明なので何とも言えません。)

たとえ、損益率に差がなくても、勝ち組は利益のときのロットサイズが大きくて、負け組は損失のときのロットサイズが大きいとか・・。

建玉の保有時間が違う

私が面白いと思ったのは、マイナスのグループは損切りをしたときの保有時間が、プラスのグループの損切りよりも2倍以上長いことでした。

諦めるのなら早めにというのが教訓でしょうか。

一日信用取引の人気銘柄TOP10

銘柄毎に、建玉保有時間が、

  • プラスのお客様(益出し/損切り)
  • マイナスのお客様(益出し/損切り)

に分けて4通りに書かれていて、興味深いです。

銘柄によりばらつきは大きいのですが、総じて私の保有時間よりは10倍程度は長いという感じで、考えさせられました。